妊活中の転職
不妊治療クリニックに通院してみて、やはり仕事との両立は無理だとわかりました。
そこで、一旦治療を中断して転職することにしました。
転職先の条件は
・通勤しやすいこと
・残業が少ないこと
・出張が無いまたは出張の時期が調整可能なこと
の3つです。
転職エージェンシーに登録すると、ちょこちょこと面接のオファーがありましたが受からず😢
面接での態度や振る舞いに問題があったのかもしれませんが、「残業をなるべくしたく無いこと」と「これから妊娠するかもしれないこと」も不採用の原因だと考えています。
効率的に仕事をして残業しない方が良いと思っていますが、そう考えている企業ってまだまだ少ないように感じます。
今は「働きかた改革」で労働時間も見直されつつありますが、やはり「何時間でも働きます!」という人と「残業は出来るだけしません」という人がいたら前者を採用しますよね…😅
そもそも私の業種で「残業が少ない」会社が見つからない…
そして、面接で必ず訊かれるのが「子供の有無」と「将来的に子供が欲しいのか」
不妊の身には精神的に辛い質問です😢
面接官は必ず「こんなこと訊いたら本当はいけないんだけど…」と前置きしてからこの質問をします。
こちらとしては「訊いちゃいけないって分かっているなら訊くのやめなよ😅」と思いますが(笑)
「妊娠・出産」以外にも出社できなくなる状況なんていくらでもあると思います。
病気や事故もそうですし、退職/転職だって誰でも可能性はあるはずなのに、なぜ「妊娠・出産」ばかり過剰に気にするんでしょう🤔
だいたい妊娠が分かってから産休に入るまではそれなりに期間もあるんだから、突然の病気や怪我よりはよっぽど迷惑がかからないと思いますが…
それでも採用する側にとっては「訊かずにいられないほどの重要な質問」なんでしょうね。
結局、正社員は諦めて派遣社員になり、運よく希望に合った派遣先を紹介していただいて今は仕事と治療の両立が出来ています。
でも今の派遣契約が終了したらどうなるか分かりません…🥺
そしてもし遠距離通院が必要になった場合は両立出来ません…🥺🥺
改めて考えると本当にギリギリどうにか仕事が出来ているという感じですね。
とにかく今の派遣契約が終了する前に、今のクリニックで妊娠して無事に出産できることを祈るばかりです🤞
不妊治療開始→すぐに中断
こんにちはマメモです。
ウダウダ言ってばっかで一体いつになったら治療始めんねん😑って感じの記事が続きましたが、
2014年、33歳のときにやっとクリニックを受診しました。
mamemomemo.hatenablog.com
この記事のAクリニックです。
Aクリニックでは一通りの血液検査と卵管造影検査を行いましたが、異常なし。
ちなみにここでは男性側の検査はありませんでした。
まずはタイミング法のため、排卵日を知るための通院が始まったのですが、仕事との両立が出来ず😢
数回で通院をやめてしまったんです…😱😱😱
まず、職場・クリニック・自宅が遠い…
定時に帰ってもクリニックに間に合わない💦
そして仕事は残業もあり、たまに出張もある…
そしてそして私は卵子の育ちが遅い…
そのため、排卵日までの通院回数がとても多くて💦💦
そんなこんなで、治療と仕事の両立を目指すべく、治療をSTOPし転職活動を始めました。
妊活中の人生設計
こんにちはマメモです。
妊活中は人生設計しづらいですよね。
住宅を購入するにしても、子供の有無で間取りや立地条件も変わってくるから妊娠するまではこのまま賃貸かな…
車を買い替えたいけど、子供できたらファミリーカーの方がいいから、妊娠するまで今の車でガマンかな…
ペットを飼いたくてもある程度子供が大きくなってからの方が何かと安心だしガマン…
転職したいけど子供が出来たら産休/育休とりたいから今の職場で働き続ける方がいいかな…
でも、このまま子供が出来ず、不妊治療することになったら、どのみち退職しなければいけないのかな…
不妊治療のために退職したらもう正社員は無理かな…
正社員が無理だったら時短勤務でワーキングマザーも無理かな…
そうなると、今から節約しなきゃいけないかな…
そうなると、この服も買えないな…
などなど😢
何も出来ない、何も買えない状態。
この状況がいつまで続くのかも分からない。
これも不妊症の辛さだと思います。
会社の面談で将来の目標とする姿を問われるたびに憂鬱になり…
子供の予定を聞かれても憂鬱になり…
ワーキングマザーの辛さを聞いても憂鬱になり…
辛いよね‼️
この気持ちに共感して優しく寄り添ってくれる人を切実に求めてます…
(何故なら不妊治療のことを誰にも話していないから🤐)
ちなみに、私はとりあえず家賃がもったいないと感じたので、夫婦二人で広々暮らせるけどと子供ができて成長すると少し狭いかなってくらいの中古マンションを買いました。
立地は子供向けではないので、子供ができてある程度大きくなったら引越す、出来なかったらそのまま住み続ける予定です。
車はまだ買い替えてないです😂
仕事は想像してた通り、不妊治療のために退職して派遣社員に転職しています…
自己タイミングもわりとシンドイ
こんにちはマメモです。
高度不妊治療に比べると自己タイミングなんて全然苦痛じゃないよねー❗️
って思うこともありますが、
思い返してみると金銭面や肉体面の負担は確かにないけど、精神的な辛さは今とさほど変わらなかったかもって感じます。
というワケで、自己タイミングのしんどさをまとめてみました‼️
①子供が出来ないこと
まぁ、これに尽きますなぁ😇
治療ステップに関係なく、辛いですよね。
②基礎体温測るのメンドクサイ😫
毎朝同じ時間に布団の中で検温してメモをする。
毎朝、毎朝、毎朝…
隣で夫がスヤスヤ寝てると少しイラッとしつつ。
地味にストレスでした。
そして生理が来ても体温が下がっていなかった時は、
「これは生理じゃなくて着床出血ってやつでは⁉️」
と期待したり😂
とにかく少数第一位の数字に一喜一憂する日々が地味にしんどかったです。
地味にね❗️
③排卵検査薬買いづらい問題
排卵検査薬って薬剤師さんに言わないと売ってもらえないんですよね。
妊娠検査薬は普通に買えるのに…
薬剤師さんのいるドラッグストアに薬剤師さんのいる時間に行かないと買えないという不便さ。
薬剤師さんのいるドラッグストアが近所に1つだけだったので、毎月買いに行ってると
「あいつまだ妊娠できないのか」
って思われているのではないかという被害妄想に😇
“まとめて買っておけばいいじゃ〜ん“って思われるかと思いますが、願掛けというか
「今月こそは妊娠するから今月の分だけ買うんじゃ〜」
という謎の意気込みがあり…
結局毎月買ってました😂😂
④夫との温度差(知識差?)
これが1番キツかった‼️
妊活あるあるかと思いますが、夫にとにかく危機感がない。
全く妊娠というものについて知識も興味もないんですよね。
「排卵日付近にタイミングをとらないと妊娠しないよ」
とか
「精子は熱に弱いからサウナは悪影響らしいよ」
とか
「男女とも35歳超えたら妊娠しづらくなるらしいよ」
とか…
なんで何も知らないの??知ろうともしないの??
って毎日イライラした😇
あと、またもあるあるだと思いますが、排卵日を意識していない。
「もうすぐ排卵日だからね」
とか
「明日くらいに排卵しそうだよ」
とか
「今日排卵日だよ」
とか…
これだけ言っても排卵日に飲み会に行ったり、残業でめっちゃ帰り遅かったり、帰ってくるなり寝たり…
私はこの日のために1ヶ月間食事も気にして毎朝体温測ってたんですけど👹
ってなりますよね。
そのくせノンキに
「子供できたら〇〇行きたいんだよね〜」
みたいな発言をされると…🤬
⑤そもそも自己タイミングなんてしていていいのか問題
周りはどんどん子供が出来ていく中、私たちは結婚1年が過ぎ2年が過ぎまだ子供が出来ない。
これはもう病院に行くしかないのでは?
と思ったり思わなかったり。
なんというか、努力の方向性が正しいのかが分からなくて悶々としてました。
何が正解か分からないけど何らかの努力はしなければきっと妊娠しない。
でも何をしても妊娠しない。
一体どうしたらいいの??
やっぱり病院に行くべき??
って毎日思っていました。
悩んでないでサッサと通院開始したら良かったと今は思います…😩
⑥自分を責めてしまう
採卵4回、移植2回を経験した今は
「私は不妊症という病気」
という割り切りのような諦めのような気持ちですが、
自己タイミングをしていた頃は
もっとタイミングをとっていれば…
もっと早くに寝ていれば…
もっと野菜と肉をいっぱい食べていれば…
と 毎月生理が来るたびに後悔して、自分を責めていました🥺🥺🥺
まとめ
自己タイミング中も辛いよね‼️
でも夫がもっと協力的だったらだいぶ辛さは減ってたと思う❗️
危機感なさ過ぎ❗️知識なさ過ぎ❗️
アフターピルの話題で「若い女性は無知」みたいな発言をした人がいたと思うけど、妊娠・出産に関しては圧倒的に男性の方が無知❗️(マメモ調べ)
男性に妊娠・出産の仕組み、男女の生理現象の違い、卵子/精子の老化についてなどを正しく学ぶ機会を与えて欲しい。
とにかく、
「20代後半の女性と付き合ってお互い子供を望んでるのなら、さっさと結婚して妊活すべし❗️」
って当時の彼氏=現夫に言いたいわぁ😑
不妊症を認めた経緯
こんにちは、マメモです。
「不妊治療開始が遅くなったワケ」 でも書きましたが、私はなかなか自分が「不妊症」だと認められませんでした。
ここで、いかにして私が自分が不妊症であることを認めたのかについて書きたいと思います❗️
それは、33歳のとき。
「そろそろ二人目考えてるんだよね〜」と言っていた友人が次に会ったときに妊娠していたということが立て続けにありました。
子供って欲しいと思ったらすぐ出来るんだ😳ってびっくりしましたね(笑)
そこでやっと
「こんなに長い間子供が出来ないのは普通じゃないんだ」
「自分は不妊症なんだ」
って納得できました。
不妊症はなんらかの原因で生殖機能がうまく働いていない病気だと私は認識しています。
ですので、運動や食生活、睡眠時間を見直しても治らない(=子供が出来ない)人もいると思います。
そういった人たちが現在の高度不妊治療で子供を授かる可能性が上がるって素敵やん😍
(もちろん運動や食生活、睡眠は大事‼️改善するに越したことはないです‼️)
そんなワケで、今は綺麗サッパリ自然妊娠は諦めて、最先端の技術に頼って子供を授かろうと考えています。
医療の進歩に感謝✨✨✨
避妊をやめて1年経っても妊娠しなかったら立派な不妊‼️
ブライダルチェックでは異常なしでも、避妊をやめて1年経っても妊娠しなかったら立派な不妊‼️
迷わずにクリニックを受診しましょう‼️
でもクリニック選びは慎重に‼️
それでは、また👋🏻
不妊治療開始が遅くなったワケ
私が不妊治療クリニックに本格的に通い始めたのは34歳のときです。
高齢出産の危険性も35歳を超えると妊娠しにくくなることももちろん知っていました。
ですので、「28歳で結婚、30歳までに第一子出産、35歳までに第二子出産」を目指していました。
結局、結婚が30歳だったので、「33歳までに第一子出産、35歳までに第二子出産」に計画は変更したのですが…
それなのにナゼ「34歳になるまで不妊治療を本格的に開始しなかったのか」を説明したいと思います❗️
簡単に言うと「私が『高齢不妊患者』になったのはいろいろウダウダしてた私も悪いけど、私だけが悪いわけじゃないよね🤪」ってことを言いたいです(笑)
理由①高額な治療費
人工受精、体外受精、顕微鏡授精って治療費が自費で高額なのに仕事しながら通院はムリっぽい…
でも夫の給料のみで生活費と不妊治療費を賄うことは不可能…
貯金を切り崩したとしても、結局授からなかったら?
仕事も無い、お金も無い、子供もいない未来😱
完全に八方塞がりでした。
理由②不妊治療ってホントに安全?という不安
排卵誘発剤の副作用とか不妊治療で生まれた子供の健康面、卵子/精子の取り違えは無いのか…
などなど不安が尽きなかったのですが、調べても調べてもよく分からないと感じていました。
周りに不妊治療で生まれた子供も不妊治療で産んだ人もいなかったこともあり、ネットの情報を見ては安心したり不安になったりを繰り返していました。
理由③治療してまで子供が欲しいのか?
夫婦ともに子供を望んでいることは間違い無いのですが、
「自然に出来ないのに」
「痛いことも恥ずかしいことも多い、辛い治療をして」
「高額な費用を払って」
「仕事や生活を犠牲にして」
そうまでしても子供が欲しいのかという自問自答を繰り返していました。
理由④自分が不妊症だと認めたくない気持ち
うっすらと自分は妊娠しにくい体なのかなってずっと不安でした。
それでも、自然妊娠できないとは認めたく無かったんです。
だから
「これまでの婦人科受診で異常なかったし」
「タイミングがちゃんと取れてないだけだし」
「私より年上の人も自然妊娠してるし」
ってアレコレ理由を並べて不妊症じゃないって思い込もうとしてました。
まとめ
以上が私が34歳まで本格的にクリニックに通院できなかった理由です。
理由③と④はまぁ私の気持ちの問題ですが、①と②は私だけの問題ではないのでは?と。
理由①のお金の問題は確実に社会問題というか、私の力だけではどうにもならない問題だったと思います。
30〜34歳の平均年収は403万円らしいので、そこから1回50万円という不妊治療費が払えるハズがないですよ…
結局、私は転職して働いて収入を得ながら不妊治療をしていますが、転職するために1年間くらい治療開始が遅れ、その分、妊娠率も下がっているという悲しい事実😭
理由②の安全性についても、やはり自費診療であるがゆえの怪しい治療も多く、不安を煽られますよね。
実際にレベルの低いクリニックでは人工受精の際に精子を洗浄していなかったり、卵巣を刺激しすぎて卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になったりなんて話も聞きます。
つまり理由①、②は不妊治療が保険適用になってクリニックが国から監視されるようになれば、悩まずに済んだのではと思うわけです。
保険適用になれば治療費負担が減ってスムーズに治療開始できますよね。
そして、不妊症というものに対する標準治療が決められて、一定の基準を満足したクリニックですよっていう客観的な証明があれば患者側もある程度の安心感が持てると思います。
若くても不妊に悩んでいる間にあっという間に歳をとってしまうという事態を今の若い人たちには味わって欲しくないなぁと思います❗️
治療履歴
ざっと治療歴を紹介します。
- 2010年くらい(独身時代)
- 2014年〜2016年(私30〜33歳👩❤️👨夫31〜34歳)自己タイミング
- 2017年前半(私33歳👩❤️👨夫34歳)不妊治療専門クリニックデビュー&治療中断
- 2018年前半(私34歳👩❤️👨夫35歳)不妊治療再開 タイミング法
- 2018年後半(私35歳👩❤️👨夫36歳)人工授精 5回
- 2019年(私35〜36歳👩❤️👨夫36〜37歳)体外受精&顕微鏡授精
- 2020年3月〜(私36歳〜👩❤️👨夫37歳〜)神戸ARTレディースクリニックに転院&通院中
2010年くらい(独身時代)
生理痛が重いため婦人科を受診🏥
この時は特に異常は見つからず。
子宮後屈だから生理痛が酷いのかも、という診断結果でした。
ここでは妊娠には影響ないって言われましたが…💦
2014年〜2016年(私30〜33歳👩❤️👨夫31〜34歳)自己タイミング
婦人科にてブライダルチェック受診。
ここでも異常なしでした。
風疹と麻疹のワクチンもこの時期に接種しました💉
そして基礎体温を測りながらタイミング法にトライ。
途中からは排卵検査薬も使いました。
しかし夫の海外出張が増えてなかなか上手くいかず😢
2017年前半(私33歳👩❤️👨夫34歳)不妊治療専門クリニックデビュー&治療中断
不妊治療専門クリニック(Aクリニックとします。)受診🏥
ここでは血液検査&卵管造影検査をやりました。
仕事との両立が難しく退職💸💸
派遣社員に転職しました。
この転職活動〜転職後しばらくは通院を一旦STOP
そしてこの期間に引越しもしました。
2018年前半(私34歳👩❤️👨夫35歳)不妊治療再開 タイミング法
生活が落ち着いてきたので、不妊治療再開❗️
引越したので前とは違うクリニックへ🏥
(Bクリニックとします。)
ここではタイミング法をしながら血液検査とフーナーテストを受けました。
血液検査は異常なし。でも麻疹の抗体がないと言われました😱
後に別のクリニックで抗体があることが分かりましたが…💦💦
フーナーテストではまさかの精子が全くいないとの診断が😱😱😱
このクリニックはいろいろ嫌なことがあり半年で転院。
2018年後半(私35歳👩❤️👨夫36歳)人工授精 5回
転院🏥(Cクリニックとします。)
ここではBクリニックでやっていなかった血液検査を実施。
ここでBクリニックの検査結果もみてもらい、甲状腺機能低下症が判明😱
甲状腺のクリニックを受診して橋本病が判明しました。
チラーヂン💊服用開始
そして人工授精にステップアップ
しかし一度も妊娠せず…
2019年(私35〜36歳👩❤️👨夫36〜37歳)体外受精&顕微鏡授精
体外受精&顕微鏡授精にステップアップ⤴️
1回目の採卵で胚盤胞が4つ(4ab✖️2個、4cc✖️2個)
1回目の移植で妊娠するも流産😭😭😭
2回目の移植は化学流産😢😢😢
2回目の採卵は受精卵が成長せず…🥺🥺🥺
2020年3月〜(私36歳〜👩❤️👨夫37歳〜)神戸ARTレディースクリニックに転院&通院中
以上でした。
治療歴… 長っ🤪🤪 🤪