マメモメモ

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マメモの不妊治療メモ

不妊治療開始が遅くなったワケ

私が不妊治療クリニックに本格的に通い始めたのは34歳のときです。

高齢出産の危険性も35歳を超えると妊娠しにくくなることももちろん知っていました。

ですので、「28歳で結婚、30歳までに第一子出産、35歳までに第二子出産」を目指していました。

結局、結婚が30歳だったので、「33歳までに第一子出産、35歳までに第二子出産」に計画は変更したのですが…

それなのにナゼ「34歳になるまで不妊治療を本格的に開始しなかったのか」を説明したいと思います❗️

簡単に言うと「私が『高齢不妊患者』になったのはいろいろウダウダしてた私も悪いけど、私だけが悪いわけじゃないよね🤪」ってことを言いたいです(笑)

 

理由①高額な治療費

人工受精、体外受精、顕微鏡授精って治療費が自費で高額なのに仕事しながら通院はムリっぽい…

でも夫の給料のみで生活費と不妊治療費を賄うことは不可能…

貯金を切り崩したとしても、結局授からなかったら?

仕事も無い、お金も無い、子供もいない未来😱

完全に八方塞がりでした。

 

理由②不妊治療ってホントに安全?という不安

排卵誘発剤の副作用とか不妊治療で生まれた子供の健康面、卵子/精子の取り違えは無いのか…

などなど不安が尽きなかったのですが、調べても調べてもよく分からないと感じていました。

周りに不妊治療で生まれた子供も不妊治療で産んだ人もいなかったこともあり、ネットの情報を見ては安心したり不安になったりを繰り返していました。

 

理由③治療してまで子供が欲しいのか?

夫婦ともに子供を望んでいることは間違い無いのですが、

「自然に出来ないのに」

「痛いことも恥ずかしいことも多い、辛い治療をして」

「高額な費用を払って」

「仕事や生活を犠牲にして」

そうまでしても子供が欲しいのかという自問自答を繰り返していました。

 

理由④自分が不妊症だと認めたくない気持ち

うっすらと自分は妊娠しにくい体なのかなってずっと不安でした。

それでも、自然妊娠できないとは認めたく無かったんです。

だから

「これまでの婦人科受診で異常なかったし」

「タイミングがちゃんと取れてないだけだし」

「私より年上の人も自然妊娠してるし」

ってアレコレ理由を並べて不妊症じゃないって思い込もうとしてました。

 

まとめ

以上が私が34歳まで本格的にクリニックに通院できなかった理由です。

 

理由③と④はまぁ私の気持ちの問題ですが、①と②は私だけの問題ではないのでは?と。

 

理由①のお金の問題は確実に社会問題というか、私の力だけではどうにもならない問題だったと思います。

30〜34歳の平均年収は403万円らしいので、そこから1回50万円という不妊治療費が払えるハズがないですよ…

heikinnenshu.jp

 

結局、私は転職して働いて収入を得ながら不妊治療をしていますが、転職するために1年間くらい治療開始が遅れ、その分、妊娠率も下がっているという悲しい事実😭

 

理由②の安全性についても、やはり自費診療であるがゆえの怪しい治療も多く、不安を煽られますよね。

実際にレベルの低いクリニックでは人工受精の際に精子を洗浄していなかったり、卵巣を刺激しすぎて卵巣過剰刺激症候群(OHSS)になったりなんて話も聞きます。

 

つまり理由①、②は不妊治療が保険適用になってクリニックが国から監視されるようになれば、悩まずに済んだのではと思うわけです。

保険適用になれば治療費負担が減ってスムーズに治療開始できますよね。

そして、不妊症というものに対する標準治療が決められて、一定の基準を満足したクリニックですよっていう客観的な証明があれば患者側もある程度の安心感が持てると思います。

 

若くても不妊に悩んでいる間にあっという間に歳をとってしまうという事態を今の若い人たちには味わって欲しくないなぁと思います❗️